3月10日(木) サヨナラ、健ちゃん
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 昨日3月9日、ヴィッキーのお友達の健太君がこの世を去ってしまいました。闘病生活を乗り越えて、いつかまた遊べる日が来ることをお祈りしていただけに、辛い悲しい出来事でした。人間も犬も限りある命、いつかはお別れの日が来ることは避けて通れない自然の摂理とは言え、やっぱり理屈では片付けられない淋しさがあります。健ちゃんはヴィッキーの初めてのボーイフレンドでした。

 健ちゃん、そして健太ファミリーに初めて出会ったのは3年前の4月の終わりでした。ヴィッキーを連れて出かけた朝霧FDGで偶然にお会いしたのでした。メスの中でも小柄なヴィッキーを見慣れた目には、立派な4歳の男の子フラットはとても大きく、逞しく映りました。健ちゃんのボールが欲しくて後を追いかけるヴィッキーに、ちょっと困った顔でそれでも優しく遊んでくれた健ちゃんでした。
 次に会ったのは半年後、やっぱり朝霧でした。それから時々一緒に遊ぶようになり、ドッグランや健太プール、水泳、雪遊び、キャンプ・・・。ヴィッキーは何故だか健ちゃんの持っているオモチャが欲しくて仕方ないようでした。健ちゃんがボールを咥えると、すかさずはみ出しているボールをヴィッキーが思いっきり引っ張るのです。
 このボールの引っ張りッコはふたりが会うと必ず始まりました。上の写真もそう。頬っぺたをくっつけあったまま、数分間ふたりで固まってました。そんなふたりが可笑しくて、周りにだんだん人が集まってきたり。自分よりずっと小さいヴィッキーなのに、無理やり奪い取らないところが健ちゃんの優しさでした。

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 いつだってヴィッキーの良きアニキだった健ちゃん。いっぱいツーショットのお写真がありました。写真を1枚1枚眺めていると、その時の健ちゃんの笑顔が蘇ってきます。私がVICKI'sを立ち上げる前、ヴィッキーのものではないお洋服を作ったのは健ちゃんが初めてでした。あの1着があったから、今のVICKI'sがあるのかもしれません。
 本当は最後に一目会いたかった。でも、頑張って病気と闘っている健ちゃんに遠慮して、会いにいけませんでした。それがとても心残りです。

 昨日はとても暖かい、まるで春のような日でした。今朝、オサンポで公園を横切ったら、桜が一枝咲いていました。立ち止まって見上げたら、枝の向こうに白っぽい春の空がありました。
 健ちゃん、さようなら。たくさんの思い出をありがとう。
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by p-kom | 2005-03-10 21:18 | ワンコ
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