2月23日(水) 春一番
 今日は妙に暖かかい1日でした。あちこちで春一番も観測されたらしいです。でも我が家の辺りでは風はそれほど強くなかったし、私の風邪も少しずつ快復の兆しが見えてきたので、ずっと行けなかったVICKI'sの生地調達へ出かけました。そうは言っても人ごみの新宿まで電車に乗っていくのはさすがに無理なので、車でさいたま市まで。ここ1週間、近所の公園しか行っていないヴィッキーも連れて行きました。

 生地調達を済ませ、帰りに秋が瀬公園に寄りました。公園へのアプローチ道路へ下りる時からヴィッキーは大喜びです。広い公園内のちょうど真中辺り、1月末に訓練競技会が催された三ツ池グラウンドに行ってみました。よいお天気でしたが平日の昼間とあって誰もいませんでした。競技会の後、ジェミニちゃんと遊んだ原っぱで、久々のトレーニングを兼ねてボール遊び。でもちょっと遊ぶと汗をかくくらい暑かったので、グラウンドの反対側の木陰に移動しました。いくら2月とはいえ、これだけ気温が高いと熱中症の危険性もあるし。
 遊べるとなるとヴィッキーは落ち着いてものが考えられなくなるのか、叱られても叱られてもグイグイ引っ張るので困ったもんです。こっちは病み上がりだし、咳のし過ぎで肺から背中まで痛いのに、お構い無しでグイグイ・・・。本当にどうしたら良いものか。ふぅ。ま、ともかく久しぶりに遊べて満足気なヴィッキーのベロ出しです。
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 話は全く変わるのですが、今回の風邪では咳がなかなか収まらず、もしかしたら風邪では無いのでは・・・?などと疑いたくなるほどでした。そこでふと、去年TVでペットから病気が感染したという番組をやっていたのを思い出しました。確か最初は風邪に良く似た症状で、なかなか治らず病院でも原因がわからず、だんだん重篤になっていて最後は敗血症、なんていう恐ろしいものでした。かなり気になってしまい調べてみて「これだ」というのを見つけました。

 人間と動物の両方が感染する可能性のある病気のことを、一般に『人畜(獣)共通感染症』と言うそうです。よく耳にするところでは鳥インフルエンザなんかもそうですね。私が症例を探していた病気は『パスツレラ症(Pasteurellosis)』でした。パスツレラ属菌という、ネコでは約100%、イヌで約75%の口腔内に常在している菌により引き起こされる感染症です。
感染しても健康なイヌ・ネコではほぼ無症状ですが、人間に感染すると鼻から肺までの呼吸器系疾患、皮膚の化膿症、骨髄炎・外耳炎等の局所感染症、敗血症・髄膜炎といった全身重症感染症、さらには死亡例もあるということでした。ただしこの菌は日和見感染をするので(お年寄りや子供、病中病後などの抵抗力が低下している人に感染するという、MRSAなどにも見られる弱いものイジメ的なイヤ~なやつです。)健康体の人間に万が一感染しても、自覚症状もないまま治癒するらしいです。ででで、特に風邪の治りかけの時に感染して、風邪が長引いていると勘違いしてしまうこともあるらしく、これこそ私が「もしや・・・」と思っていたまさにドンピシャストライク~な事実なんです!

 もともとこの感染症、日本ではネコやイヌに引っかかれたり噛まれたりした傷から菌が侵入し、局部的に酷く腫れたり壊死したりという症例が多かったようなのですが、ペット→コンパニオンアニマルと飼い主の意識が変わり、室内で一緒に生活するスタイルが定着するにつれ、呼吸器からの感染割合が増えてきたそうです。特に40代以降の患者が多く(ヤバイ!)、食事をする場所が近かったり(コレもヤパイ)、イヌに顔をペロペロ舐めさせたり(だってペロチュ~犬だし・・・)、口移しで餌をやったり(これは何とかセーフ)、いっしょの布団で寝たり(これは大丈夫)、抱っこしてイヌの顔が常に近い場所にあったり(そんなに抱っこできない)すると危険度は増すらしいです・・・。
 ・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・。
 コ、コワいじゃないか。どどどどうしよう・・・。はぁはぁ。

 このパスツレラ症、幸いなことに抗生物質がよく効くそうなので、感染しても早めに正しく対処すれば大事には至らない、との記述を読んで取りあえずはホッとしました。でも、これからは風邪の症状が出たら、「もしやパスツレラ症かも・・・」なんて思っちゃいそうで憂鬱です。病院で「あのー、本当に風邪ですか?パスツレラ症じゃありませんか?」なんて上目遣いに遠慮がちに聞いても、きっと田舎医者じゃ知らなさそうだしなぁ。あ、ちなみに私の咳は少しずつ収まってきているので、多分普通の風邪だと思います!

<パスツレラ症についての詳しい記述はこちら
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by p-kom | 2005-02-23 23:12 | 徒然
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