3月5日(土) 盛りだくさんな1日
 自分なりにいろいろ研究・試行錯誤して続けているヴィッキーの服従訓練、ちょっと壁にぶつかってしまいました。ヴィッキーは練習では楽しげに集中してやるのですが、これがいざ競技会となるとウヒョってしまって出だしの脚側行進でつまづきます。まぁこれはヴィッキーのせいではなく、実力を発揮させることの出来ない私の不甲斐なさに尽きるのですが。
 昨シーズンは、近所の警察犬養成学校に通ってトレーニングをしていました。警察犬養成学校でもあり、訓練士養成学校でもある訓練所なので、当然のごとく沢山のシェパードがいます。根がビビリ屋のヴィッキーは、ここの雰囲気がオシッコちびるくらい怖かったようです。最初の頃は楽しく脚側も出来ていたのですが、だんだん雑になり、競技会でも集中せずに逸走すること数回。なので今年は独学で頑張ってきたのですが、やっぱり限界があるようです。
 そこで、競技会の時に顔を合わせることもあり、時々アドバイスをいただくこともあった、K先生に習うことにしました。ヴィッキーはTちゃん、ジェミニちゃん、ララちゃん&ジルバ君の後輩になりました♪お稽古の場所までは遠いけれど、なによりジェミニちゃんたちがいる前で練習できるのが良いと思ったのです。本番(競技会)と似通った状況で練習できるっていうのは、きっとプラスになるはずです。

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 ヴィッキーは服従訓練自体は好きなようなのですが、とにかく落ち着きが無くすぐに興奮してしまいます。いつだって尻尾は上がってブンブンです・・・。勢い余って私から離れたり、先に行ったり。そういうコの方がトレーニングは楽だという話はよく聞くのですが、その落ち着きのなさに悩んでいる私にしてみると、指導手の1歩後くらいを静々と淡々と歩けるコが羨ましくて仕方ありません。なんとかヴィッキーを私に集中させようと、ことさら褒めてみたり自分がキビキビ動いてみたり。
 ところが、ヴィッキータイプのコにはそれが逆効果だったようです。ヴィッキーはほんの少し褒められるだけでも『嬉しい~♪』となるので、かるーく頭を撫でる程度の褒め方でも十分で、大袈裟に褒めるとウヒョりを増幅してしまうことになるそうです。おお、そうだったんだ~。
 時々フラフラする度に、後で隠れてリードを持っている先生にチョークを入れられ、真上に上がっていた尻尾も徐々に下がり、最後には斜め下でパタパタ振る程度になりました。(笑)一度それくらいまでクールダウンさせて、『訓練は遊びでは無くて落ち着いてやるもの』という認識がヴィッキーの中で出来上がったら、少しずつアクセルを開けていくのが良いそうです。フムフム。
 ともかく、いっつも真上でブンブン振っているヴィッキーの尻尾が、水平に近い位置でリズミカルに左右に振れるようになるのを目指すことになりました~。とても勉強になり、充実したお稽古でした。

 ジェミニちゃん、ヴィッキー、ジルバ君と順番にお稽古をして、お昼に近い時間になったので、Geminiママと駒沢の『餉餉(けけ)』でランチをしました。有機野菜をふんだんに使った和食のお店で、珍しいブッフェスタイルです。土曜のお昼時で店内は混んでいて、ついた席は窓に近い犬連れOKの場所でした。でもヴィッキーもジェミニちゃんも車中待機です。
 私たちの周りはほぼ100%がワンコ連れ。しかも9割以上が小型犬でした。同じ犬種を飼っているお友達同士がワンコ連れでランチしているのですが、はっきり言ってマナーは最悪でした。椅子の上には座らせるは、テーブルに足を掛けたりお皿から料理を盗み食いしても注意しないは、ギャンギャン吠えるは・・・。特にトイプーグループが甲高い声で吠えつづけているので、思わず「うるさいなぁ。(怒)」と小声で言ったら聞こえたらしく、「うるさいって言われちゃったよ。(怒)」とヒソヒソやられました。
 トイプードルは本来はとても賢く、競技会でも上位入賞するコがいる程なのに、飼い主の意識の違いでこうもなってしまうのか・・・と考えさせられました。私はワンコ服を作ることを仕事としているので、こう言ってはナンなのですが、ゴテゴテと着飾らせたりヘアカラー(!)させたりする金と労力があるなら、もうちょっと躾に目を向けたら?と腹立たしくなりました。ま、所詮他人の犬だから、どーでもいいんですが。
 せっかく良い雰囲気、美味しいお料理のお店なんだから、スタッフがもっと毅然とした態度で注意すればよいのに、などと思ってしまいました。しかし、こんなこと言ってるのも、なんだか文句好きのオバチャンみたいですね~。ヴィッキーと同じで私も興奮性なんでしょうか・・・。

c0030967_11274552.jpg ランチのラストオーダーまで居座って(笑)、その後ジェミニちゃんの秘密基地、多摩川の中洲に案内して貰いました。ちょっとだけ雪が残っている寒風吹きすさぶ多摩川に、嬉々として入水する黒犬2匹と、長靴履いて一緒に水の中を歩いて渡る酔狂なヒト2人を、河原にいる人々は半ば呆れ顔で眺めていました。大好きなジェミねーたんと河原で遊んだヴィッキーはとっても嬉しそうでした。
 川面には沢山の鴨のグループがノンビリと浮いていました。小さくて鳴き声が可愛いコガモの一群や、尾っぽが長くてシックなオナガガモさんたちは、黒い物体がざぶざぶと水に入ってくると、さりげなーく背中を向けて、さりげなーく遠ざかって行きました。でも我々が撤収すると、元の場所に戻ってきました。やっぱり中洲の近くが安心で良いんでしょうね。安息の場にドカドカと踏み入ってしまってゴメンね~。

c0030967_12164956.jpg ジェミニちゃんは多摩川で泳ぐと必ずカイカイになってしまうそうです。ヴィッキーも初めて泳ぐ場所だし、それに砂にまみれて遊んでキチャナイ犬になっていたので、いぬたまのセルフシャンプーに直行して2匹を順番に洗いました。ヴィッキーは家では「お風呂?」と聞くと尻尾を丸めてハウスに避難します。でもけっしてシャンプー嫌いなわけではなく、洗ってあげると気持ちよさそうな顔をします。今日は初めてのシャンプーシンクに入れられ、Geminiママと私の2人がかりで洗われて神妙な顔でジーッとしていました。シャンプーの後はトリミング台に乗せられ、ドライヤーでブオォォォ~っと乾かしてフコフコ犬の出来上がりです。
 綺麗になったところでお洋服着せて、ガーデンアイランドのJOKERまでお買い物に行きました。トレーニングに使うブンブンボール、ヴィッキーは紐タイプのはあまり好きでは無いらしく、ゴムタイプがお気に入りです。この前の競技会の時にゴムが切れてしまったので、同じモノを2個新調しました。買い物の後、店内に設置してある体重計で体重測定。冬毛でモコモコになっているヴィッキー、ちょっと太ったかな?と思ったのですが21.6kgでした。やっぱりチビスケだ~。
 Geminiママが、ヴィッキーサイズだったら中型犬だよ、というのですが、私もまったくそう思います。アメリカではフラットは中型犬ですが、日本ではレトリーバー種は大型犬に分類されます。『大型』か『中型』かで、飛行機やフェリーで受け入れが左右されたり、宿泊の値段が違ったりするのですが、それってなんだか理不尽です。訓練競技会もしかりです。フラットというだけで大型犬に分類され、障害飛越のハードル高は70cmです。例えばボーダーコリーのような中型犬は40cm。でもヴィッキーは体高も体長も、ボーダーと殆ど同じなんです。体重はちょっと重いけど。

c0030967_1255247.jpg で、『ヴィッキーは中型犬』という事実を証明するために、中型犬用のドッグキャリーに乗せて見ました。(笑)ちょっと(かなり?)窮屈だけど、一応オスワリして乗れます!この証拠写真を持参して、競技会の時に「中型犬です!」とゴネれば、ハードル40cmでOKだったらいいのになぁ。
 すっかり夜になってしまったのですが、Geminiママのおうちにお邪魔して、人間もワンコも晩ご飯を食べました。なんちゃって姉妹のジェミニちゃんとヴィッキー、ご飯を食べるタイミングもスピードもまったく一緒でした。どうもヴィッキーはジェミニちゃんの真似がしたいようです。「おねーちゃん♪」と甘える妹と、「うるさいわねぇ」とちょっぴり邪険にする姉、という感じで見ていて可愛いです~。
 別にお泊りするわけではないけど、お揃いの赤パジャマを着て記念撮影。ヴィッキーは普通にしているのですが、ジェミニちゃんはちょっとご機嫌ナナメ。どうもパジャマを着たら眠くなってドンヨ~リしちゃったようです。イジケモードが少し入って、両手両足折りたたんでイジイジしていました。(笑)そういうところが人間臭くて、なんだか笑ってしまいます。ヴィッキーは直球真っ向勝負!な犬生を突き進んでいて、『駆け引き』なんて考えは微塵も無いようですが、どうやらジェミニちゃんの脳みそはヴィッキーの数倍大きくて皺もいっぱいありそうです。
 あー、長い1日でした。最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした~。
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by p-kom | 2005-03-05 23:06 | 訓練
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